数年前から?話題のオメガ3。油の一種ですが
この世の中には、健康に良いとされる油と悪いとされる油があるらしいです。
体によい油の取り方をずぼら流に(簡単に)まとめたので、
油に超詳しい方以外、読んでみてください。
# なるべく摂取しないほうが良い油
飽和脂肪酸、特に高級脂肪酸
→主に常温で固体のもの。ラード、牛脂、乳製品に含まれる脂肪分(バター等)など。
高級脂肪酸は悪玉コレステロール・中性脂肪を増やす働きがあり
心疾患のリスクを高めます。
トランス脂肪酸
→植物油等に水素添加して人工的に作られた油。マーガリン、ショートニング、または成分表示に加工油脂と書かれているもの。
万病のもと(は言い過ぎかもしれませんが)
研究でアトピー性皮膚炎、花粉症、うつ病、アルツハイマー病、がん等のリスクを高めるという結果が…
# 適切な摂取量が重要となる油
オメガ6系不飽和脂肪酸(リノール酸)
→コーン油、ひまわり油、ごま油、紅花油等。
悪玉コレステロールを低下させる働きがありますが
善玉コレステロールも低下させてしまうため、大量摂取はNG。
オメガ6の適切な摂取量はオメガ3とのバランスが命だそうで
オメガ3:オメガ6 = 1 : 3 〜 1 : 4
の比率で摂取するのが健康にいいらしいですが
研究者の間では1:1でもいいとする考えもあるそう。
・・・オメガ3とは?
# 積極的に摂取したい油
オメガ3系不飽和脂肪酸(αリノレン酸)
青魚の油、未精製の亜麻仁油やえごま油等。
ここでオメガ3の特徴を知るために、主な働きをオメガ6と比較して見てみます。
オメガ3 | オメガ6 | |
血小板凝集 | 抑制 | 促進 |
免疫機能 | 促進 | 抑制 |
抗炎症作用 | 促進 | 抑制 |
つまり
オメガ3は血液サラサラにしてくれる
オメガ3は免疫力、免疫系の遺伝子を活性化してくれる
オメガ3はアトピーや花粉症など過剰なアレルギー反応を抑えてくれる
だからオメガ3は健康に良い、いっぱい摂取しよう!と
各社こぞって(?)オメガ3の商品を作っているわけですね。
# どうやってオメガ3の摂取量を増やすか
私たちの食生活には、上述した
・なるべく摂取しないほうが良い油
・適切な摂取量が重要となる油
が多く入り込んでいます。
揚げ物、ケーキ、ふわふわのパン、お菓子etc...
先ほど、オメガ3:オメガ6は
1:3 〜 1:4ぐらいで摂取するのが理想と書きましたが
現代人は平均すると1:10ぐらいの比率で
オメガ6を大量摂取しているという結果もあるらしい。
そこで、ずぼら主婦が試行錯誤の末、
手軽・子どもも食べる
という厳しい条件をクリアしたオメガ3摂取法がこちら。
亜麻仁油(一番オメガ3が豊富らしい油)を
味噌汁つけたお椀に小さじ1ほど入れる。
あと、週に1回は青魚(鯖やアジの干物、秋はサンマを多用)を食べるようにしています。
その他、とりあえず、普通の油はオリーブオイル(オメガ9系)を使って、
中華とかごま油じゃなきゃ!って時はごま油を使う等の工夫?もしています。
# 亜麻仁油の注意点
そうそう、オメガ3は酸化しやすいので加熱厳禁。
生のまま、
味噌汁をお椀につけた後←ポイント
最後に入れるのが大切です。
あと納豆と混ぜても、まぁまぁいける。
その他、ググれば色んなアレンジされている方がいますが、
亜麻仁油に独特の風味があるため
味噌汁が一番、違和感ないと私は思っています。
(といっても私はチーズが大好きなので、食べたくなったら体に悪かろうが食べますが。普段気を使ってるからたまにはね。←おやつのショートケーキを片手に)
# 我が家の使っている亜麻仁油
コールドプレス、未精製のものがオメガ3を豊富に含んでいて良いらしい。
開封後は冷蔵庫に保存して3〜4ヶ月を目処に頑張って使い切っています。
以上、皆様のずぼら的健康生活の糧となれば幸いです。